辛い時、大学を中退するべきか知りたい方へ。
「大学を中退したいのだが、まだ迷っている。もう正直大学に通い続けるのは無理だ。
かといって、就職するかと言われるとそれもNOだ。
大学中退はするべきだろうか。経験者の意見が聞きたい。」
「人生で迷った時、どのようにそれを乗り越えるかの思考法が知りたい。」
これらの声に応えます。
✔本記事の内容
- 辛い時、大学を中退するべきか?答えは「大学中退はするべきではない」です
- じゃあどうするか?人生に迷った時、それを乗り越える思考法
この記事を書いている僕の自己紹介を簡単にします。
大学中退を経験。
その後、お世話になっている親方のバイトをバックれ。最終的に就労移行支援事業所に落ち着く。
今年の12月までに就職予定。
※2020年2月
就職達成しました。
しかし、2020年7月付で辞めてしまいました。
僕の今の状態では、説得力がなさすぎるかもしれません。
人生の反面教師として、悩みを切り抜ける一助になれば幸いです。
大学中退という現実が目の前に迫ってきたとき本当に不安だと思います。
しかし、諦めないで下さい。
辛い時は休んでもいいんです。
記事では休学の重要性を書いてはいませんが、
「本当に辛い。」
そう思っているなら、休学するのも一つの手です。
僕の場合は、親に5万円を出してもらい始めの前期を休学しました。
2年間休学したので合計20万円です。
それにもかかわらず、僕の場合は、復学してから通うことはできませんでした。
しかし、休学で心身ともに休めることができたなら、新たな自分の大学生活を送る上での過ごし方をイメージできているなら、
復学してからも通うことは十分可能だと思います。
この記事は、あくまで中退をして僕が「ああすればよかった」、「こう感じた」
という後悔です。
反面教師として「こういう意見や考え方もあるんだな」と読んでみて下さい。
「現に中退した根性なしの意見なんて参考になるの?」
と思うかもしれませんが、僕は確かに逃げました。
しかし、この経験は、今を生きる上で大きな反骨心として活きています。
厳しいことを書いているのでグサリと来るかもしれませんが、一つの記事としてサラリとリラックスして読んで下さい。
そして、今の状況を考える一つのきっかけにしてくれたら幸いです。
それでは、いきます。
辛い時、大学を中退するべきか?答えは「大学中退はするべきではない」です

ポイントは3つ。
- 君が選んだ道だろう?
- 辞めたら、自分の部屋が居場所になるよ
- 一度レールから外れたら、戻る覚悟は楽には死ねないほどのもの
厳しいことを言っていますが、これが現実です。
受け止めてください。
そして、自分で考えて、行動してください。
この記事の最後に、きっとあなたの胸に響く一曲をご紹介させていただきます。
その曲を聴いて、明日もまた、生きていきましょう。
君が選んだ道だろう?
一度決めたのなら、最後まで頑張ろう。
ほとんどの人が、親との合意の上で、大学に通っているはずです。
お金の話になりますが、お金を払っているのは恐らく親でしょう。
僕は奨学金で大学に通いましたが、400万ほどの借金を背負うことになります。
家庭に比較的問題がない方は、親にお金を出してもらって大学に通っていると思います。
僕の考えを言わせてもらうと、そんな多額の額を出してもらって、自分の身勝手な理由でやめるなんて、言語道断です。
と、前の僕は想像もしなかった考えを今になって持ちました。
あなたは1円の価値がわかりますか?
1円でさえ、稼ぐのは本当に大変です。
親は必死こいて、毎日仕事に行ってくれているはずです。
あなたのためを思って行っています。その額に汗を流しながら、時に理不尽な態度に我慢しながら、精一杯稼いだお金を、あなたの都合で台無しにしてしまうのです。
親に感謝することから始めてみましょう。
身勝手な理由で大学を辞めるのは、その後の親子関係に支障をきたします。
親も悲しむはずです。
一度決めたのなら、最後まで頑張りましょう。
辞めたら、自分の部屋が居場所になるよ
一度大学を辞めてしまったら、肩書き、居場所、友達共に失います。
あなたの人生に責任を取ってくれるのはあなたのみだからです。
一度大学を辞めてしまったら、無職になるのか、フリーターになるのか。
僕は大学を辞めてから、本当に自信を失いました。友達もいないし、お金もない、さらに、行く場所もない。
部屋でネットするしかありませんでした。
家族からは疎まれ、悲しい顔をされます。
あなたがもし一人暮らしだったら、実家に戻ることを余儀なくされるでしょう。
通う場所を失うのは本当に辛いですよ。
休みたいなら、休学という手もありだと思います。
しかし、あまりオススメしません。
戻るのに大変な勇気が必要になってくるからです。
それよりも、現状をどう打破するか、乗り越えるかを考えた方が賢明だと僕は思います。
あなたの人生に責任は取れませんが、自分のことを一番よくわかっているのはあなただと思います。
自分の心の声に耳を傾けてください。
後述しますが、時には人に相談することも重要です。
人は自分と全く違う考え方を持っているのだなと考えさせられます。
まず、大学を辞めるという選択肢を一回、置いておいて、体を軽くし、他の選択肢に目を向けましょう。孤独は本当に辛いです。
一度レールから外れたら、戻る覚悟は楽には死ねないほどのもの
一度レールから外れたら、戻る覚悟は尋常じゃないです。
一度自信をなくすと、また自信を取り戻すためには、また何かを乗り越えなくてはなりません。
親の失望、友達からの軽蔑、親族との決別、社会的評価の損失、一番大きいのは、自己肯定感の喪失、これが一番大きいです。
その過程も大事ですが、できるなら、経験しないほうがいいです。
人は傷つくほど強くなるといいますが、それは正しいです。
しかし、傷は残りますし、とにかく、後悔します。
今できることは何か、考えてみましょう。
病気になる程辛いのだったら、辞めるのも選択肢の一つかもしれない。
家から出られないほど辛いのなら、辞めるのも一つの選択肢かもしれない。
しかし、辞めたらそこで一旦成長は止まります。
逃げないのが一番なのです。
乗り越える方法はないか、現状を変える方法はないか、どうやったら大学に行けるか、考えてください。
僕は、休学後、電車に乗ろうとしたら乗れませんでした。
それから引きこもり、中退し、今に至ります。
戻れるのだったら、あの時の、一本の電車に乗りたいです。
そして、大学に行ったらどうなっていたか、確かめたいです。
ここからは、数々の修羅場を経験してきて今に至る僕が、人生辛い時、それを乗り越える方法を書いていきたいと思います。
じゃあどうするか?人生に迷った時、それを乗り越える思考法

ポイントは3つあります。
- 辛い時が一番成長すると考える
- 一人で抱え込まず、信頼できる誰かに今抱えている全てを相談する
- 大学から帰ったら、しっかりと自分の時間を作り、よく寝る
上記3項目を解説していきます。
辛い時が一番成長すると考える
動物と同じで、人間辛い時が一番成長します。
動物はそうやって進化してきました。
人間も、一番辛い時に逃げなかった者だけが生き残ります。
今、辛いですか?
辛いですよね。
でも、本当にそんなに辛いですか?
死ぬほど辛いですか?
頭の中にいるあの人たちは、あなたのことを本当に心の底から嫌っているでしょうか?
人間、他人にはそこまで関心がないのが世の常です。
今の自分のことで精一杯なのです。
例えば、あなたが喫茶店で働いていたとします。コーヒーを運ぶトレイからコーヒーをお客様に渡す時に、間違ってひっくり返してしまいました。そして、そのコーヒーがお客様にかかってしまいました。普通だったらどうしようもないと考えますよね。コーヒーをかけられたお客様も堪らないかもしれません。しかし、そこで、お客様から
「いいよ、いいよ。気にしないで。お仕事頑張りな」
と言われたらどうでしょう?あなたはとても追い詰められていたと思いますが、あなたがしたことは、そこまで罪に問われるようなことではないのです。
ここで1番のポイントは、あなたが「若い」ということです。
この記事を見てくださっているあなたは、おそらく18歳~22歳でしょう。
まだまだ若いです。
それに、大学生という肩書きがあります。
肩書きのない人生は、辛いものですよ。想像を絶します。本当に辛いですよ。
若さは武器です。活かしましょう。
しかし、若いからと言っていい思いばかりするわけではありませんよね。
世間知らず、と時に罵られるかもしれません。
ですが、あなたの世界が全てです。
他人に介入の余地はありません。
自分の心の声に従うのが、1番の自分孝行ですよ。
一人で抱え込まず、信頼できる誰かに今抱えている全てを相談する
本当に、夜眠れず、食事も喉を通らず、頭がパンクしてしまいそうで、ぐるぐるぐるぐる今にも叫びそうなくらい辛いのなら、思い切って相談をしましょう。
可能な限り信頼できる人がいいです。親に相談するのもアリかもしれません。
親は、一番あなたのことを見ているので、あなたの気持ちに寄り添った言葉を返してくれるはずです。
今思っていることを変に身構えず、自分がこれだけやってきた、というプライドをすてて、ぶちまけましょう。
叫んで、泣いて、辛かったんだよ、と愚痴や泣き言、罵詈雑言してもいいです。
親は受け止めてくれます。
とにかく、一人で抱え込むのは、一番良くありません。これはマジで。
相談なんてするな、自力で解決しろ、という方は、あなた自身ではありません。
あなたにはあなたの見てきたもの、聞いてきた言葉、考え悩まされた日々があるはずです。
無理せず、やせ我慢せず、自分を責めず、素直に相談しましょう。
大学から帰ったら、しっかりと自分の時間を作り、よく寝る
大学から帰って、疲れている場合、一人の時間を大事にしましょう。
僕は、疲れて疲れて、我慢に我慢を重ねた結果、統合失調症になりました。
読書をするもよし、アニメを観るもよし、音楽を聴くもよし、筋トレをするもよし、オンラインゲームに没頭するもよし。
オンライゲームは、生産性(お金にはならない)はないですが、人との繋がりを実感出来ます。
自分の好きなことに時間を使いましょう。
僕はサークルに入っていたので、サークルの業務に支配されていました。
全然、休む暇がありませんでした。
多分、大学の人たちには、僕が疲れているようには見なかったと思います。しかし、だいぶ疲れていました。
その後は、散々でした。
大学中退後、現在も大学を辞めていなかったらどうなるだろうと、たまに考えます。
やはり、学歴の困難性は存在します。
高卒は不利です。
惨めな思いもします。
そのためにも、今辛かったとしても、頑張って大学に通う方法を模索するのをお勧めします。
絶対、卒業した方がいいです。
僕はそう思います。
人生は、自己責任です。
まとめ:人生は自己責任。自分が後悔しない選択肢を。死ぬこと以外は経験値。

記事のポイントをまとめます。
- 大学中退はお勧めしません。
- 相談することをお勧めします。
- しかし、最終決定権はあなたにあります。
- 無理せず、着実に、休む
- ダメなのは誰でもない。悲観しないで。
以上になります。
いかがでしたか?
人生何が起こるかわかりません。
ここで突然ですが、音楽を紹介させていただきます。
こちらの曲です。
フィロソフィー -
死ぬ気で頑張れ 死なないために
最後まで読んでくださってありがとうございました。