【人生終了?】統合失調症になっても人生終わりじゃないですよ【実体験】

統合失調症

こんにちは!斗真です。

 

「統合失調症でも将来に悲観しなくなる方法が知りたい。」

「人生を豊にするお勧めのサイトがあったら知りたい。」

「統合失調症に対する世間からの偏見に悩んでいる。

どうやったら気にせずいられるだろうか。」

こういった悩みを持っていませんか?

 

これらの悩みに応えます。

本記事では、下記の内容を書いていきます。

✔︎本記事の内容

  1. 統合失調症でも将来に悲観しなくなる方法
  2. 統合失調症への世間からの偏見に悩んでいる方へ

この記事を書いている僕は、統合失調症歴8年。

 

Web制作のB型作業所で働いて7ヶ月目。

 

今の作業所でプログラミングの技術を身につけ、障害者雇用で企業で働くのが目標。

 

会社員として働く不安はあります。

しかし、B型作業所で企業で通用するレベルに至るまで頑張り、人生のインフラを整えるために自分の望む企業に就職するつもりでいます。

「B型作業所では、レベルは上げられない」

と思うかもしれません。

僕が所属しているところは、それが可能だと考えています。

実際に、僕の先輩となる方々は、コミュニケーションスキル、仕事のやり方などにおいて企業に通用するのではないかと勝手ながら感じています。

 

統合失調症は、人生の難易度を大幅にあげる病気です。

しかし、必ず攻略法があるはず。

その中でも今回は、

「統合失調症でも将来に悲観しなくなる方法」

「統合失調症への世間からの偏見」

に焦点を当てて書いていきます。

  

1.統合失調症でも将来に悲観しなくなる方法

統合失調症でも将来に悲観しなくなることは可能です。

述べる項目は3つ有ります。

 

  1. 絶望していた7年前
  2. 希望を見出した今
  3. 過去とこれからのことで悩むあなたに伝えたいこと

 

それでは、述べて行きたいと思います。

 

1.絶望していた7年前

 

僕は7年前、2015年6月、絶望していました。

 

統合失調症になり、大学に通えず、休学を迫られたからです。

 

大学を休学し、毎日部屋に篭ってアニメ、YouTube、ニコニコ動画を観る日々。現実逃避をしていました。

外の世界がとにかく怖かったです。

  

絶望していた頃、HappyLife Styleという名の人生を豊かにするサイトを見ていました。

そのサイトには「ニート」をテーマにした教えがあり、自分のことをニートだと思ってもがいていた僕は、少しだけ希望を見出せたのを覚えています。

Happy Life Style

 

2.希望を見出し始めた今

 

僕は今、人生に希望を見出し始めています。

このままプログラミングの技術を身につけて、エンジニアとして就職できたら収入、心の面でも安定すると思います。

 

何故、元気になれたのかと言うと、作業所に通所し始めてから、生活が安定してきたからです。

それに、精神的にも安定してきました。

作業所の方々は良い人が多いです。

特に、僕が所属しているWeb制作チームの直属の上司の方が優しすぎます。

個別支援計画というのを作成するのですが、その僕の望んでいる人生の方向性に寄り添うように支援をしてくれます。

僕の運が良かっただけなのかもしれません。

しかし、関わる人の人格は、働いたり、そこで過ごす上で、非常に大事になってきます。

もし良い人と出会えなかったら、そこは一旦諦めて、新しい生活の拠点を探すと良いと思います。

我慢して、その環境に馴染もう!と無理をしても、我々精神障がい者には耐えきれないと思うからです。

誰と出会うか、が非常に大切です。

これは、YouTubeで活動している登録者50万人越えの、福厳寺の和尚(おしょう)様、大愚元勝和尚も仰っていました。

関わる人によってその人の性格は変わってしまうと考えています。

自分の居場所を探すところから始めましょう。

 

 

3.過去とこれからのことで悩むあなたに伝えたいこと

 

僕が今この瞬間、統合失調症にかかり過去とこれからの人生を悩んでいるあなたに伝えたいのは、統合失調症になったからと言って、自分の人生終わりだ、と悲観しないで大丈夫、ということです。

 

病気と上手く付き合う方法は必ずあるはずだからです。

 

休息を取りつつ、一歩を踏み出す。この繰り返しだと思います。

僕も今、病気との付き合い方を模索している最中です。

 

僕は、統合失調症を発病してしばらく経ち、妄想がおさまった頃、母に勧められ、『統合失調症がやってきた!』という著書を執筆された松本キックさん、ハウス加賀谷さんの公演に行ったことが有ります。

その公演で、とても元気をもらえました。

そういった一歩ずつの勇気が、僕の人生を変えたのかなと思っています。

何故、統合失調症になると人生終了だ、と思ってしまうのでしょうか。

それは、やはり、世間の偏見が大きいと思います。

確かに、統合失調症は症状に伴う妄想で、人に迷惑を掛けることがある病気です。

「迷惑」という言葉では片付けられないほどの「犯罪」もしてしまう可能性もあります。

しかし、ちゃんとした理解者がいれば、そういった犯罪を起こすことも起こり得ないと僕は考えます。

ここからは、統合失調症への「偏見」について悩んでいる方に向けて、書いていきます。

2.統合失調症への世間からの偏見に悩んでいる方へ

この項目も3つのポイントが有ります。

 

  1. 前に進んでいれば外野の声は聞こえない
  2. 「糖質」は「ある意味」では強い
  3. 病気にならない人はいない

 

それぞれ、解説していきます。

 

1.前に進んでいれば外野の声は聞こえない

 

目標に向けて、自分の好きなことに打ち込んでいれば、そういった世間からのバッシングは聞こえません。

 

自分の好きなことしか頭に無いからです。自分はどのように見られているか、などは端から頭には有りません。

 

統合失調症という「ハンデ」を背負って戦っていると、その自分が誇らしくなります。

僕達は統合失調症という存在なのではなく、統合失調症という見えないリュックを背負った1人の人間です。

普通の人より荷物が重く感じるのは仕方が有りません。

しかし、重い荷物を背負った登山を成し遂げた時の絶景が素晴らしいように、何かを成し遂げた時の景色は感慨深いものがあるはずです。

それを目指して僕は今日も前に進みます。

 

2.「糖質」は「ある意味」では強い

 

統合失調症を指すネットスラングとして、「糖質」というものが有ります。

主に若い世代の人たちが用いている語だと思いますが、「糖質」と呼ばれている人たちは、ある意味強いです。

 

普通の生活を送っていたら糖質にはなり得ないからです。統合失調症は100人に1人がかかる病気です。

一つの駅構内を見渡しても、2~3人しかいません。

それだけ、普通の人からは理解が得られない病気なのです。

 

常人が理解し難い感性を活かしましょう。

詩、ブログ、歌、創作物、絵なんでもいいです。

自分の作品を作れば、それを受け入れてくれる人が出てきます。

やはり、自分の内面と向き合ってきた人が作ったものは何かを感じさせます。

自分の作品を世に出しましょう。

 

ただ、ネットでは、先ほど述べた「糖質」という言葉をよく見かけます。

統合失調症当事者の人が、「糖質」と書くことはあまりないと思いますが、その文字を見る当事者は辛いものが有りますよね。

僕もそうでした。

今でも、鳩尾辺りがキューっと締まるような気持ちになることが有ります。が、もうそれは割り切りましょう。

「明日は我が身」です。

 

3.病気にならない人はいない

 

皆さんの中で、一度も風邪を引いたことがない、という人はいますか?

おそらく、いないでしょう。

 

当たり前の話をしますが、病気にならない人はいないです。

 

「精神病と風邪を一緒にするな!」という声が聞こえてきそうですが、統合失調症も風邪も、体の病気であることには変わり有りません。

統合失調症は脳の病気で、風邪は喉、鼻などの病気です。

どちらの病気も、大なり小なり「ストレス」が原因として関わってきます。

何も誰しもなり得ない訳では有りません。

違う世界の人がなる病気、と思われているかもしれませんが、多大なストレスが掛かれば、その違う世界を見ることになります。

統合失調症にならないためには、この病気についてよく知っていることが重要になります。

ストレスを溜め込まない、適度に息抜きをする、悩み事があったら誰かに相談する、こういった当たり前のようなことを疎かにしていると、発症します。

これらの行為は、この疾患の患者さん(僕も含めて)には難しい場合が多いです。

「病気にならない人はいない」ということを頭の片隅に入れて置いて頂ければなと思います。

 

まとめ:病気にならない人はいない。

記事のポイントをまとめます。

 

  • 人生の教科書『Happy Life Style』というサイトがお勧め
  • 一歩を踏み出そう。それが人生を変えるかもしれない
  • 偏見を持たれていても、自分らしくいよう
  • 「統合失調症」も「風邪」も同じ病気

 

以上になります。

いかがでしたか?

統合失調症でも人生を諦めないで下さい。

不注意でいれば、交通事故は誰にでも起こりえるように、病気にも誰でもなり得ます。

そのことを心のどこかに持っていて欲しいなと思います。

怪我を負っても、リハビリをすれば回復できるように、統合失調症も回復します。

一歩ずつ、一歩ずつ、前を向いたり、振り返ったり、空を見上げたりして、人生という道を歩んでいきましょう。

最後まで読んで下さって有難う御座いました。